令和2年(2020年) 12月27日(日)
コロナ禍で大変な1年になりました。ただの風邪だという人から最悪の疫病だという人までいましたが、マスコミがいたずらにあおり立てたという一面もありました。
誰が何を言ったか覚えておいて比較するといいでしょう。天気予報ならすぐに検証できるのですが。
さて、花たちのいくつかは葉を落として冬ごもりに入りました。
今夏、4本挿し芽にしたアナベルですが、2本が枯れ、残った内の1本です。
枯れたと思ったのですが、よく見ると小さい葉芽が出ているような気もします。茎を引っ張ると根はしっかりしているようなので様子を見ることにしましょう(写真1)。
これは残りの1本のアナベルです(写真2)。写真1のアナベルと同じ日に挿し芽にしたのにずいぶん差ができました。この差はなぜできたのでしょう。
別の場所のアジサイです(写真3)。挿し芽苗を植えてから丸2年経つともう大木に育っています。剪定せずにできるだけ伸ばしてみましょう。
ボタンも葉芽を出しています(写真4)。
日本アヤメの葉が黄色くなってきました。去年の春にお隣からもらったものですがすぐに植え替えると美しい花が咲きました。
アヤメは7月になると葉が枯れると思ったのですが、ジャーマンアイリスや日本アヤメは違うようです。もう少し枯れたら植え替えようと思います(写真5)。
シモツケが黄葉になりました(写真6)。
去年の今頃に植え付けたネコヤナギ、赤い芽を付けました。これが春になるとあのふさふさの毛のような花を咲かせます(写真7)。
南天の実も美しいです。正月用の飾りにも使えます(写真8)。
昔はヒイラギとともに庭に植える縁起物の木だったのですが、今は「難を転じる」というのも迷信となったようで余り見かけなくなりました。
宿根ロベリアの実ができました。茎を切り取って種を取り出します。とても細かい種です(写真9、10)。
すぐに種を蒔いてもこの寒さでは発芽しないでしょう。4月まで待つことにしました。
葉ボタン、高性種を初めて作ったにしてはまずまずのできあがりになりました(写真11)。
ミニバラの今年の挿し芽も精一杯自己主張をしています。当花壇は場所が狭くて出来が悪いと廃棄される可能性が高いのです。このくらいの大きさのバラも可愛くていいですね(写真12)。
残念ながらストレリチアは正月に間に合いませんでした(写真13)。
おや、アネモネが早くも花芽を伸ばし始めました(写真14)。
では、今年はこれで終わりです。
さよなら2020年、世界中が大変な年になりました。来年はいい年でありますように。
完
令和2年(2020年) 12月19日(土)
関越道での自動車の滞留はもっと早く通行止めにしていたら回避できましたね。豪雪地域だからわかりそうなものなのに。
総理大臣が寸暇を惜しんで各界の要人と夕食を共にしたら、野党とマスコミが「不要の忘年会だ」などと叫んで盛り上がっています。話し合ったのは今後の日本の舵取りの仕方だと思うのですが、敬老会ぐらいの発想しかできないのでしょう。
寒さは当花壇にもやってきました。過日の強い西風に終日煽られてカナリアナスの葉が枯れそうです(写真1)。
葉ボタンは寒さには強いです(写真2)。
プリムラ・マラコイデスが目に見えて大きくなってきました(写真3)。
あちこちの庭でアロエの花が咲き始めました(写真4)。放置したままの株をよく見かけますが、ちゃんと手入れするとより多くの花が咲きます。
2月まで咲くというのもありがたいです。生命力の強い花ですから、和歌山あたりだと根元の子株を切り取れば真冬でも挿し芽ができます。
花と言えばアジサイも咲いています。このアジサイ、去年も同じような花を付けました(写真5)。
これは別のアジサイの株です(写真6)。
薄暗かったのか、写真がぶれました。新テッポウユリの苗がたくさん出ました。11月の中頃に種を蒔いたのですが、苗が出そろうのに1ヶ月半近くかかります(写真7)。
昨今は写真が下手になりましたね。「P」で採るのが当たり前になって露出もシャッター速度も考えなくなりました。これに感度も自動にするともう訳が分かりません。
キャノンAE1のように「シャッター優先」などと言っていた時代のほうがよかったかもしれません。
ヒガンバナも元気です(写真8)。ヒガンバナの花は1週間ほどしか咲きませんが、この葉は10月から6月頃まで青々と茂ります。
スイセンとは別の場所に植えましょう。何年かすると球根が混じって区別が付かなくなります。
花壇の西の端を少し替えてみました。中央の段にキンギョソウのミニプランター5個を置きました。間もなく開花します(写真9)。
花壇で最後まで頑張っているのはやはりセンニチコウです(写真10)。
「その名に恥じず」という言葉はこの花のためにあるようです。もう少し頑張ってもらいましょう。
正月の飾りにと思って妻に頼まれて去年植えたセンリョウですが、成長が遅いですね。
小さな株が一生懸命に赤い実を付けています。今年は実を採らずに茎を伸ばしましょう(写真11)。
完
令和2年(2020年) 12月14日(月)
今日は赤穂浪士討ち入りの日として有名です。日付は旧暦表記です。
以前はこの日の前後にテレビで討ち入り映画が流れていましたが、昨今は見かけなくなりました。
主君のためになどという考えが余りにも古くさくなったからでしょう。吉良君も毎年命日に首を取られるのはたまったものではありません。
ギボウシの二個目の鉢を植え替えます。妻はこれを見て枯れていると言いましたが、私には美しく黄葉しているように見えます(写真1)。
鉢から出すとこうなっていました(写真2)。
少し株を小さくして根土も整理して元の鉢に植え替えました(写真3)。
7月に種を蒔いた葉ボタンですがどんどん茎が伸びてきました。ホームセンターで見かけるのは寄せ植えの矮性種ばかりなのでこういうのは珍しいと思います。
来年はこれを剪定して踊り葉ボタンに挑戦します。(写真4)。
今年の挿し芽苗のベゴニアが枯れ死寸前です(写真5)。置いた場所が悪かったでしょうか。
ベゴニアなんて初心者向きの花だと思っていたのですがここに来て苦戦しています。
一袋の種を蒔いてやっと芽が出たデルフィニウムです。少しそれらしくなってきました。デルフィニウムはとても豪奢な花を咲かせるので花壇の必需品、2,3株は大きく育ってほしいものです(写真6)。
今年は選定に失敗したからか、実付きが悪かったカナリアナスです。
うまく越冬できたら地面から30センチほどのところで切って下から出ている脇芽を伸ばしてみましょう。
問題はいつ植え替えるかです。ナスの仲間だから植えっぱなしでは連作障害が出ると思われます。もちろん、種も採って4月に蒔きます(写真7)。
これがカナリアナスの脇芽です(写真8)。この写真くらいで切り取り、その後植え替えたらいいと思われます。下の方の芽を掻き取って挿し芽にすることはできないでしょうか。
新テッポウユリが発芽しました(写真9)。
ストックのプランターを花壇の前縁に出しました(写真10)。種を蒔いた花の内で一番先に咲く花です。
ドラセナ・サンデリア-ナです。半年前に妻が切り花用に買ってきたのを挿し芽にしたのです。
ちゃんと根付き背丈も5倍ほどに成長しましたが、観葉植物ということで花が咲くわけでもなくいつまでも同じ格好をしています。
花壇に置くと存在感が薄くなります(写真11)。
アロエの花が咲き始めました(写真12)。来年の2月頃まで咲くありがたい花です。
スイセンの1番花が咲きました(写真13)。
カランコエの今年5月の挿し芽苗が11月初旬に枯れたました。
急遽、その苗の生きていた部分を挿し芽にした鉢です。これは隣家からもらって挿し芽にしたものでとても珍しい花が咲きます。
何とか繋ぎたいのですが、季節が初冬だけに再挿し芽から1ヶ月経った今でも発根は確認できません。もう少し待ちましょう(写真14)。
完
令和2年(2020年) 12月6日(日)
和歌山でも早朝は摂氏5度くらいとかなり寒くなってきました。
エンジェルトランペットの花です。桃色から薄い緑に変わる微妙な色合いが美しいです。時間が経つと柿色になって枯れますが、種は一度も見ていません(写真1)。
カランコエが咲き始めました(写真2)。今年作ったカランコエの挿し芽30株の内8株が既に枯れました。原因は水のやり過ぎによる根腐れと思われます。じゃぶじゃぶかけないように気をつけましょう。
ホトトギスを植え替えましょう。今年は3鉢に減らしたのですがとてもきれいに咲きました。株分けもして鉢を増やしましょう(写真3)。
ホトトギスの鉢をひっくり返すとこういうことになっていました(写真4)。
鉢を6個に増やしました。根があるので小さい鉢は使えません。来年も美しく咲くでしょう(写真5)。
プリムラ・マラコイデスの実生苗もそれらしくなってきました(写真6)。
ミニバラの今年の挿し芽苗です。この小さいかわいさが気に入りました(写真7)。
スターチスの最後の苗ができました。丈夫な花なので何かと便利です(写真8)。
ついでにアスターの実生苗も定植し、合計大小のプランター6個と鉢2個に定植しました(写真9)。
実の付いたカナリアナスの株の根元を見ると脇芽が出ています。
狐顔の実が終わったらこの写真の一番上あたりで茎を切り、越冬を試みましょう。
元々多年草なので来年の春に植え替えればもっと大きな株になるというインターネット情報です(写真10)。
今年6月1日に挿し芽にした夜香木が大きくなりました。花壇に定植しました(写真11)。
どこに植えたか分からなくなっていたネリネの花が終わりました。今の位置では全く見栄えがしません。移植を試みます(写真12)。この内のどれかはスイセンかもしれません。混植していたのです。
鉢3個に植え替えました(写真13)。ネリネは余り根を張らないと言うことなのでこのくらいの鉢でも良さそうです。
ギボウシの大鉢も植え替えましょう。鉢から出すとこの通り、根で一杯です(写真14)。
植え替えました。こういう重くて大きな鉢は持ち上げるのが大変と感じるようになりました。
この先もうこういう大鉢は増やせないので、分けた株の一方は廃棄ということに・・・、勿体ないですがやむを得ません(写真15)。
完
令和2年(2020年) 11月30日(月)
11月も今日で終わり、それなりに寒くなってきました。今年は台風の直撃を受けなくて本当によかったと思います。
ヘメロカリスを植え替えます(写真1)。
鉢から出すと立派な根が張っていました(写真2)。
花壇に直植えにしました。ご承知のようにヘメロカリスはニッコウキスゲの仲間です。よく目立つ柿色の花が咲くので来年が楽しみです(写真3)。
11月10日に種を蒔いた新テッポウユリが発芽しました(写真4)。
シャクヤクもいささか時期遅れですが、植替えを強行します。思い立ったが吉日、気力のある内にやっておかないといつまでもこのままになりそうですから(写真5)。
植えてから4,5年は経ちます。 この鉢は大きすぎて動かすのは容易ではないため、小さい鉢に替えます。
いかにもシャクヤクらしい太い根があります。鉢の土に数十匹のコガネムシの幼虫がいると予想していたのですが、1匹もいませんでした(写真6)。
3個の鉢に植え替えました(写真7)。最悪の場合、来年は花が咲かないかもしれません。
葉ボタンがにぎやかになってきました(写真8)。
アロエはもうすぐ開花です(写真9)。アロエは他の花が少なくなる12月から2月にかけて咲くのでとても重宝します。
ホームセンターに行くと売れ残りのようなスナップエンドウ20連結がありました。値段は定価です。
他に植えるものは見当たらないのでこれを買ってきました。早速、畑の一角に定植しました(写真10)。
ゼラニウム・トゥンバオの紅赤の花が目を引きます(写真11)。
写真11を剪定したときに作った挿し芽苗です。来年が楽しみです(写真12)。
10月11日に挿し芽にしたカーネーションです。発根を確認したので鉢に植え替えます(写真13)。
カーネーションの育て方がよく分かりません。売られているのは1株植えて脇芽を出したもののようです。
まあいいか、ということで挿し芽苗5本を一鉢に植え付けました(写真14)。
このカーネーションの親は去年の母の日に妻が息子の嫁からもらったもので、何としても繋がないといけません。
今年中に植え替えるのはこのギボウシとホトトギスだけになりました。もう少し枯れるのを待ちましょう。ホトトギスは引っ張ると茎が簡単に取れます(写真15)。
完
令和2年(2020年) 11月24日(火)
コロナ感染増でGOTOトラベルが変更されるようです。GOTOが原因かどうか、濡れ衣説も有力ですし、日本医師会長や尾身さんの発言も「エビデンスはないが・・」という前置きがあったようです。
まあ、防疫のことですから、一旦止めて様子をみるのもやむを得ない選択と言うことでしょう。人災だなどと間抜けなことを言っている野党もありますから。
キキョウが枯れました(写真1)。
鉢からこういう根が出てきました(写真2)。大小6個ありました。
4個の鉢に植え替えました(写真3)。キキョウは大好きな花で、種も蒔いていますが、こういうおおきな株の方がたくさんの花が咲くと思います。
滅多に使わない鹿沼土の出番です。
花屋でも切り花のカナリアナスが出回るようになりました。さすがにたくさんの実が付いています。
当花壇のは枝を全て伸ばしたため、実付きが悪くなったと思われます。初回としてはまずまずでした(写真4)。
花壇の一角が空きました。この鉢に植えている矮性のアルストロメリアを直植えにしようと思います。この鉢自体も先月植え替えたものです(写真5)。
直植えにしました。1年もすれば周囲も埋まると思います。濃い赤紫色の花が楽しみです(写真6)。
デルフィニウムの種を蒔いたのですが、少し遅かったかもしれません。貧弱な苗ですが49連結ポットでは大きくなりそうもないと思い定植してみました。デルフィニウムは毎年、種まきに苦戦しています(写真7)。
新テッポウユリの本年2回目の種まきです(写真8)。毎年膨大な量の種が採れますが、実際に苗にするのは意外に難しいです。例年だと発芽するのは1ヶ月後です。水を切らさないようにします。
過日定植したスナップエンドウの畝にネットを張りました(写真9)。
本年7月9日に挿し芽にしたシコンノボタンが花を咲かせました。挿し芽にするとこういう可愛い姿が見られます(写真10)。
クルクマも鉢かtら出しましょう(写真11)。
鉢からはこういう根が出てきました。水洗いすると形がよく分かります。このまま来年の5月まで袋に入れて保存します(写真12)。
エンジェルトランペットが大きな花を付けました(写真13)。今期はこれで最後になるでしょう。
テレビの何これ珍百景が面白いです。当花壇にも何かないかと探しますが、そう簡単ではありません。
これなんかどうだ、タイゾ-君!(写真14)。
完
令和2年(2020年) 11月19日(木)
ぼつぼつ「年頭のご挨拶ご遠慮します」という葉書が来るようになりました。苦難の令和2年ももう少しというところですが、3密回避、マスクと手洗い励行が大切なのはもうしばらく続きそうです。
カンナは夏の花という印象が強いですが、11月も中頃になっても元気に咲いています(写真1)。
ギボウシが黄葉してきました。もう少しして地上部が枯れたら植え替えです(写真2)。
ネリネも咲きました。2年前に隣家からもらったのですが、枯れたときに鉢を見失いました。
去年は咲かなかったのです。多分、空の鉢だと思ってこの辺に土をここに出したものと思われます。
花が終わったら掘り上げて鉢植えに仕立て直します(写真3)。
これも隣家からのもらい物です。ガーベラの鉢をひっくり返したらかなり大きな根が出てきたので半分もらうことになりました。
ガーベラはとても魅力的な花を咲かせます。矮性のは何度も植えたことがありますが、これは高性種です。左の鉢に植え替えました(写真4)。
ジギタリスが季節外れの花を咲かせました(写真5)。
ケマンソウの地上部が枯れました。根は張っていないので、左の小さい鉢に植え直しました(写真6)。
畑に植える苗をホームセンターに探しに行ったのですが、空豆とスナップエンドウしか出ていませんでした。スナップエンドウ10連結を買ってきました(写真7)。
早速定植です(写真8)。
まだ咲いているアジサイもあります(写真9)。
エキナセアも植え替えです(写真10、11)。
このロベリアは宿根ロベリアということで育てているのですが、紫蘇のような葉、濃紅色の花ということでロベリア・フルゲンスと思われます(写真12)。
10月、このロベリアに種ができたのですぐに蒔いたらこういう苗になりました。普通の緑色でロベリアらしくありません。さて、どうなるでしょう(写真13)。
34個あったカランコエですが、挿し芽苗10個が枯れました。原因は水のやり過ぎのようです。今だったら隔日に少量というくらいでしょうか(写真14)。
7月に種を蒔いた葉ボタンですが、何だか踊り葉ボタンのようになってきました(写真15)。
完