令和元年(2019)6月20日(木)

 蒸し暑くなってきました。アジサイアガパンサスが咲くと梅雨だと感じますが、他に同様の花があります。

 その一つがこのヒメヒオウギスイセン(クロコスミア)です。

 長い名前は交配種であることを示しています。繁殖力が強くてほとんど雑草という印象ですが花はきれいです(写真①②)。

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 妻はアルストロメリアとカラーをこよなく愛しています。白以外のカラーはいわゆる畑地性で湿気や雨を嫌います。湿地性のカラーに比べ育てるのも増やすのも難しいです。

 今年一番先に植えた色つきカラーが咲きました(写真③)。

 問題はこの先です。今まではすべて球根が腐り2年目は咲きませんでした。今年は何とかして球根を増やして来年もたくさん咲かせたいものです。

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 ぼつぼつケイトウも咲き出しました(写真④)。

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 クレオメも満開です(写真⑤)。

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 ミソハギが大きくなってきました(写真⑥)。

 ミソハギは冬に地上部が枯れます。残っている枯れ枝からは発芽せず、地面から芽が出ます。

 このため、どこに植えたか分からなくなるので場所を縄張りしておかないといけません。

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 これは本物のハギです(写真⑦)。長い枝が風になびく姿は雄大で魅力的ですが、この小さい花びらが地面に落ちると掃除が大変です。掃除が大変なのは南天も同じです。

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 さて、庭の片隅にミョウガを植えています。ミョウガは強靱で根こそぎ片付けたつもりでも翌年になるとまた顔を出します。(写真⑧)。

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 ミョウガは親株の根元に花芽が出ます。これが食用になります。

 花芽の頭が出てしばらくすると白い花が咲いてすかすかになり食べてもまずくなります。スーパーで買ったミョウガの中にそういうのがあったでしょう。(写真⑨)。

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 これがミョウガです。ミョウガを食べると物忘れがひどくなるという俗説はお釈迦様のお弟子様に由来するようです。

 実際にはミョウガを食べて健忘症になるようなことはないそうです。

 今日は取り立てのミョウガを冷や奴とカツオに載せて食べることにしましょう。

 取り立てのミョウガはさわやかで強めの味、おいしいですよ。ついでに浮き世のことも一時的でもいいから忘れたいですね(写真⑩)

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