平成31年(2019年)4月25日
牡丹の花もぼつぼつ終わりです。1年間大きな鉢に植えて咲くのはたった1週間だけ、それでも魅力的な花です(写真①)。
牡丹の花の中をマクロレンズでのぞくと中央に子房、周囲に花粉があるのが分かります。この種はやがて熟して鞘になり、その中から黒い種が出てくるようです(写真②)。多くの場合、品種改良をする専門家以外はここから育てる人は少ないそうです。
採取した種をすぐに蒔くと翌年には芽が出て来るそうですが、花が咲くのは何と5~6年後だとか、まあ、成長記録というか観察日記を付けるのにはいい材料かもしれません。
枯れ木のままだった萩ですが、やっと根元から芽が出てほっとしました(写真③)。
インターネット情報では、萩が冬に枯れたら根元まで切るようにとなっていますが、太い枝を何本か残すとこういうようにここからも芽が出ます。こちらの方が根本の芽よりも花が早く咲くような気がします(写真④)。
ジャーマンアイリスです(写真⑤)。清楚な雰囲気の日本アヤメやダッチアイリスに比べると厚化粧のぼってりしたおばさんという感じ、まあ、これも福々しくていいでしょう。
完