令和元年(2019年)7月11日(木)

 梅雨空が戻ってきました。まあ、じとじとと降るなら災害にもならなくていいでしょう。
 カシワバアジサイ葉がわずかな間にボロボロになりました(写真①)。若葉ではなくて青く堅い葉を食べています。これは大変です。成長が阻害されます。

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 犯人を発見しました(写真②)。カナブンです。

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 株全体に消毒薬をかけたら一匹地面に落ちました(写真③)。よく見ると美しい色をしていますね。宝石にも負けません。
 インターネット情報ではカナブンは果実や広葉樹の樹液を餌とし、コガネムシは葉を餌とするとあります。

 そうなると、これはカナブンではなくコガネムシだと思われます。
 コガネムシの食害を防ぐのはかなり難しく、成虫を見つけたら捕殺するのが有効なようです。とは言えコガネムシは空を飛ぶことができるため、これは大変です。

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 これはサルビアの苗と思われます(写真④)。相性が悪いのかサルビアの種まきには毎年苦戦しています。
 今年も4月から6月まで4袋も蒔いて出来たのはこの鉢3個と、別にあるプランター1個だけでした。

 それほど難しくないはずですが、連結ポットを使っても時期をずらしても連結ポットを置く場所を変えてもどうしても発芽しません。なぜでしょう。

 成長した株をうまく冬越しさせて多年草に仕立てた方が楽かもしれません。

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 オクラの2番手の種をまきました(写真⑤)。1番手はもうすぐ定植できる状態になっています。少し遅らせると一時期にできすぎて困ることもないでしょう。

 オクラの苗はごく簡単に発芽しますからホームセンターで苗を買う必要はありません。

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 これは6月25日に作ったジギタリスの挿し芽苗です。2週間経ってどれも青々としていますうまくいったようです。ジギタリスはとても挿し芽の成功率が高いと思います(写真⑥)。

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 これはジギタリスの親株ですが、挿し芽が失敗したときにやり直しが出来るように温存していました(写真⑦)。昨今の蒸し暑さでかなりくたびれたようです。もう次の挿し芽の必要もなくなったので親株全体を切ります。

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 そういうことで、ジギタリスの親株を切り取りました。根元の方から新しい芽が出ています。これを育てることにしましょう。みずみずしい脇芽なら夏を越せると思います(写真⑧)。

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 去年からアジサイの挿し芽の成功率は90%くらいになりました。

 この写真の一番奥はコンペイトウというガクアジサイ、真ん中4個はピンクアナベルと思われる西洋アジサイ、手前は緑色の花が咲くカーネーションです。

 ピンクアナベルの挿し芽4株が鉢上げできたらうれしいですね(写真⑨)。知人に差し上げても喜ばれるでしょう。  

 挿し芽はもう少し続きます。

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 完