令和元年(2019年)7月9日(火)

 今日からまた梅雨空です。つかの間の洗濯日和でした。

 日陰の女王と呼ばれる花がありますね。昨今はバラ咲きインパティエンスがその名で売り出していますが、他にもいくつかあります。北向きの場所でも育つので重宝します。
 このギボウシも日陰で育ちます(写真①)。色は薄紫と美しいのですが、なんとなく生気がなくて弱々しいという感じがします。

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 しかし、全容を見るとこの通り、堂々たる姿をしています。この差がいいのかもしれません(写真②)。

 ギボウシを真夏の日照りに当てると先端から日焼けしてきます。クンシランと同じです。

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 日陰の花と言えばこのジギタリスもそうです。北向きの場所で巨大な花穂を伸ばして風になびく様は雄大です。

  7月になると先端に種が出来ます。種は一応採取しましたが、来年の春まで保存するのは面倒です。

 脇芽を使って既に一回目の挿し芽は終わっていて、失敗したときのためにそのままにしているのですが、梅雨が終わるとそのまま全て撤去します(写真③)。

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 6月25日に作ったジギタリスの挿し芽苗30株は順調に育っています(写真④)。ジギタリスは容易に挿し芽が出来ますが、親と同じ色の花しか咲かないのが難点です。

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 苗と言えばキュウリの2番手も順調に育っています。まるで体操の授業で上に伸びるのを競い合っているようです(写真⑤)。

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 キュウリの3番手苗です。手前はオクラです(写真⑥)。さすがに自家製の太いキュウリも飽きてきました。  

 連作障害もあり余り増やしても植える場所に困るのでこのくらいで終わりにします。

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 ホウセンカとジニアの苗です。連結ポットの難点は水やりがしにくいというところでしょう。

 特に水道をそのまま使うときはうっかりすると幼い苗を吹き倒します。早めにプランターに移した方が良さそうです(写真⑦)。

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 プランターに定植しました。連結ポットを使っても雑な種まきしかできませんでしたね。

 ご承知のようにホウセンカはとても乾燥に弱い花です。少し水やりが遅れると真っ先に倒伏します。原因の一つは単なる植えすぎかもしれませんが。
ジニアはもう一回種まきが出来そうです。と言ってももうすぐ来年の春夏の種まきも始まりますが(写真⑧)。

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 庭の片隅で名前の分からないハチが交尾していました。個体の命には限りがあるので命を繋ぐのはとても大切なことです(写真⑨)。

 ヒトの世界では、某大臣が「せめて2人くらいは産んでもらわないと・・」と言うと「産む産まないは女性の自由だ」などというどこか咬み合わないというか論点がずれた論評をする人がいました。

 産む気になるような環境を作るには政治が最大の力になるのは分かりきったことです。某大臣の発言も「その環境整備のためにこうします」と続いたはずです。

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 完