令和元年(2019年)7月8日(月)

 昨日は七夕でした。本来は旧暦7月7日に行うお盆の前触れのような行事なのですが、明治以降、近畿地方では新暦で行う地域が増えました。関東から北では月遅れの七夕、つまり8月7日に行うことが多いようです。

 当然のことながら新暦の7月上旬は梅雨の真っ盛り、晴天の日は滅多にないのですが、今年はとてもいい天気でした。童謡のとおりの風景になりました。

 ささの葉さらさら
 のきばにゆれる
 お星さまきらきら
 きんぎん砂子

 さて、花壇の中央にある大きなハマユウの花が咲きました(写真①)。

 ハマユウ黒潮の流れる海に面した地域に咲く花としてとても有名ですが、かなり大柄なためか昨今は和歌山市でも余り見かけません。

 当花壇でも大きな葉が邪魔になって切り詰めているのですが、こうなると咲く花の数が減ると思われます。

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 花はこの通りです(写真②)。大きく広がるのでとても美しいです。

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 さて、ミニトマトはとても簡単に育てることができます。うまいかまずいかは別ですが。

 特に人気のあるのがこのアイコでしょう。でもタネも苗も高価です(写真③)。

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 一般にミニトマトは落果や裂果を潰して種を埋めておくと簡単に発芽し苗に仕立てることが出来ます。となれば、アイコも可能でしょう。

 市場で買ったアイコのパックに入っていた裂果を潰すとこういう種がとれました。今すぐ蒔く場合は問題ありませんが、貯蔵して来春に蒔くとなるとぬめり気を何とかしないといけません(写真④)。

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 これは意外に大変です。水に漬けすぎると発芽するでしょう。タネを逃がさないようにして何度か水洗いしてタオルペーパーに乗せて乾かすと何とか種になりました(写真⑤)。 

 スーパーで売っているアイコもしなびていたり裂けているものがあったときは、こういうように種を取り出し、乾燥させて翌年に蒔くことにしましょう。
 3月に蒔くのは寒くて素人では難しいかもしれませんが4月に蒔けば2番手苗には間に合うでしょう。もちろん、自家用ですが。

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 妻はカンナが嫌いです。理由は葉茎の造りが大雑把なこと、加えてこの花の様子です。

 確かに、咲き始めはいいのですが段々と下の方が枯れてきます。散り際というものもありませんが、うっかり触ると大きな花がどさっという音を立てて落ちます(写真⑥)。まあ、妻の気持ちは分かります。

 一杯あったカンナの株がどんどん捨てられ、代わりにアルストロメリアが植えられたのは残念です。と言っても植えたのは私ですが。

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 何者かがカシワバアジサイの葉をかじっています。コガネムシだと思うのですが駆除は意外に難しそうです。余りに葉をかじられると成長に影響が出ます。しっかり研究しましょう(写真⑦)。

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 左下が過日切ったタチアオイの株です(写真⑧)。右上にあるのはハコネウツギの挿し芽苗で今年定植したものです。

 やはり、タチアオイに邪魔されて陰になり成長が遅くなりました。これだけ日が当たるようになったら急激に成長するかもしれません。

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