令和元年(2019年)7月5日

 花壇の隅にあるハギが大きくなってきました。下から盛り上がり、柳のように風に揺れる様子は壮観です。

 これに花が一杯付いたらどうなるでしょう。左の桃色の花はサルスベリ、右奥の桃色の花はタチアオイです(写真①)。

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 そのタチアオイを内側から見たところです(写真②)。花は一番上まで咲きました。もうタネも出来ています。

 根元から切ることにしました。一旦この茎を切るとまた根元から新しい芽が出ます。

 インターネット情報ではタチアオイの宿根性は弱いとされますが、経験では種を蒔いてから数年経った株の方が優勢と感じます。

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 タチアオイを切ったところです(写真③)。既に新しい芽が出ていましたが日当たりが悪くて育っていません。一気に明るくなったので競争が始まると思います。

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 タチアオイのような大柄の花を撤去すると大変なのが後始末です。まあ、毎年のことだからどうこうはないのですが(写真④)。

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 タネも出来ていました。しかし、親の花の色はすべて桃色でした。他の色も咲かせたいと思います。

 タチアオイは「ホリホック」という名でホームセンターでタネが売られています。「ミックス」と呼ばれるものを買って9月に蒔くことにします。もちろん、今日採取したタネも一緒に蒔きます(写真⑤)。

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 さて、アジサイの陰で元気のないのがマンリョウ(万両)です。赤い実が付くので縁起物とされます。しかし、なかなか居場所がないのです(写真⑥)。

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 今日はマンリョウを救出することにしました。根は余り張っていなかったので簡単に抜けました。

 とりあえず養生のため小さいに鉢に植え替えました。写真⑦の右側がマンリョウです。左側はゼラニウムの挿し芽苗を定植した鉢です(写真⑦)。

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 今日は5月30日に挿し芽にしたカーネーションを定植します。ポットを裏返すともう根が出ています。11本挿して10本がここまで育ちました(写真⑧)。アジサイよりもいい成績です。

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 一鉢に挿し芽5本植えるのが精一杯です。インターネット情報を見ても鉢一つに何本苗を植えるかという情報はありませんでした(写真⑨)。なぜでしょう。

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 さて、カーネーションの記念写真です(写真⑩)。2年前に息子が結婚し、最初の母の日に妻が息子の嫁からもらったのが左端の鉢、その隣はその年の挿し芽、中央は次の年の挿し芽、右から2番目は今年もらったカーネーション、右端はその挿し芽苗を定植した鉢です。

 今年の母の日から約1ヶ月後には孫が生まれました。この2年間の幸せな時間が詰まった鉢です。

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