令和元年(2019年)6月12日(水)

 今日はよく晴れた日になりました。梅雨のようなはっきりしない日が続き、土も乾きません。今日は朝から家中の窓を開けて空気を通し、庭でも土を日に当てることにしました(写真①)。これをしないとプランターや鉢の土入れが出来ないのです。

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 次は消毒です。この噴射ポンプ、とても使いやすいです(写真②)。

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 普通だと1ヶ月に1度くらいで消毒するのですが、今は違います。 頻繁にしないといけないのはこの花、つまりアブチロンタチアオイが原因です。どちらもアオイ科の仲間です(写真③)。

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 タチアオイの葉はこんな風にぼろぼろです(写真④)。アオイ科の仲間にはハマキムシがつきます。タチアオイは特に虫が付きやすいという感じがしますが、有名なところではオクラも同じようハマキムシがつきます。

 どこかにハマキムシがいると思うのですが、今のところ葉の先端をくるくると巻いたところは見当たりません。

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 ヒペリカムの黄金の花はもう終わりました。代わりに目立ってきたのがこの朱色の実です。この実は冬になると灰色になりますが、剪定しない限りいつまでも親の木にしがみついています。「いつまでも あると思うな 親と金」と言いたくなるような花です(写真⑤)。

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 ジギタリスにまた花が咲きました。しかし、二番花は風になびく雄大な花というわけにはいきません(写真⑥)。

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 ジギタリスの和名は「キツネノテブクロ」だそうです。花の名の「ノ」というのはくせ者で、助詞の「の」である場合と「野」である場合とがあるようです。ジギタリスの場合は助詞ですが、例えばシコンノボタンは「紫紺野牡丹」です。
 この時期のジギタリス、実は花ではなくて脇芽が出るのを待っているのです。この脇芽を使って毎年挿し芽を作っています。

 しかし、今年はまだ大きくなっていません。挿し芽はもう少し先になりそうです(写真⑦)。

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 昨日、義妹のところに行ったとき、春に咲いていたきれいな花が枯れているのを見つけました。手で引っ張るといとも簡単に抜けたのでそのままもらって帰ることにしました。

 実は、この白くて丸い球根、それに5月に咲いていた美しい花に見覚えがありました。夜、記憶を頼りにインターネットで調べるとオーニソガラムであることが分かりました(写真⑧)。

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 なぜ見覚えがあったか、それは以前我が家でも育てていたのですが、いつの間にかなくなったからです。

 早速定植しました。乾燥した地域の出身なので9月になってから雨の当たるところに出すことにします(写真⑨)。

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 園芸用の引き出しを探していると、キュウリの種の植え残しを見つけました。もったいないので蒔くことにしました。

 使ったのは先日ポット上げをした苗を植えていた連結ポットなのですが、その際一つずつ切り離しています。

 それを再利用したのですが、小さい上に倒れやすくてとても扱いにくいです。まあ、何とか種まきは済ませました(写真⑩)。

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 畑のミニトマトが収穫時期を迎えました。こういう実鳥に突かれたような実もあります。

 先日はこういう実から種を採って蒔いたのですが、とても面倒なので球ごとプランター埋めてみることにしました(写真⑪)。

 畑でもこういうこぼれ種から発芽したと思われる苗を見かけますからうまくいくかもしれません。

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 記事を書いているとアマゾンで頼んでいた荷物が届きました。ナメクジ駆除剤の「ナメトール」です。

 今まで使った駆除剤の内で一番使いやすく効果があるという気がします。毎日少しずつ撒くというのがいいでしょうか。1キロ2700円ですが、これで苗が守れたら安いものです。

 それにしてもアマゾン速いですね。昨日の2140時にインターネットで頼んだのに届いたのは約14時間後の1130時、いやいや、日本の物流の実力には恐れ入りました(写真⑫)。

 そんなに速くなくてもいいとも思いますが。

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 完