平成31年(2019年)4月29日

 アグロステンマという花はナデシコの仲間です。麦によく似た茎が1メートル前後に伸びて風にたなびく姿は雄大であの小さくてかわいらしいナデシコの仲間とは思えないくらいです(写真①)。 

 この花壇、元は生け垣だったので高さが60センチほどあります。その上に植えているので余計高く見えるのです。

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 アグロステンマという花はこの通り美しいです(写真②)。普通のナデシコよりは洗練された大人を感じるでしょうか。

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 こちらは美女ナデシコです(写真③)。ナデシコの内では一番あでやかに咲くとされます。花の付け根の部分に髭(ひげ)のようなものがあるのでヒゲナデシコという別名もありますが、いささか発想が悪くて似合いません。

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 満開だったタイツリソウもぼつぼつ終わりです(写真④)。右の4本はこのままにしておくと種を付けるかもしれません。注意しておいて種を取って蒔いてみようと思います。

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 雨、ではなくて水まきの時に濡れたシャガの花です(写真⑤)。シャガと水滴、相性が良さそうです。

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 同じアヤメの仲間でもこのトリトニアはくすんだ柿色の花がたくさんついてどうも見栄えしません。

 しかし、こうやって見ると柑子色というか金茶色というか意外にも上品な色をしていることが分かります。

 今年の7月の植え替えの時にトリトニアを全部廃棄しようと思っていたのですが、これを見て俄然、鉢を増やそうという気になりました(写真⑥)。

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 2月頃からずっとツツジ色か牡丹色のような鮮やかな花を咲かせていたカランコエもぼつぼつ終わりです。花の少ない時期に大きな株が際立ちました。ちゃんと手入れをして来年に備えたいと思います。(写真⑦)。挿し芽は6月が適期だそうですが株分けは出来るでしょうか。

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 完